※本製品の受注は2020年10月31日をもって終了させていただいております。
澤野弘之コラボレーションモデルは、音質調整モデル XJE-MH1Rを、澤野さんがご自身の楽曲をファンの方に楽しんでいただけるよう、音質調整を行い、制作したモデルです。
澤野さんは、以前からステージモニターとしてXJE-MH1Rを使用しており、その音質をベースに、一般的なリスニング環境に適した音質調整を行いました。
ご自身の楽曲をファンに楽しんでいただく上で、澤野さんはどのような点を大切にしたのでしょうか。
「サウンドトラックではオーケストラ、ロック、エレクトロといった様々な要素の曲を作っています。その中でとても重要視しているのが低音の部分で、低い帯域での音の広がり方やサウンド全体の立体感を大事にしています。ステレオであるだけではなく、横や縦といった空間表現が重要だと考えているので、今回調整したJust earのイヤホンで音を聴いた瞬間に、普段スピーカーやヘッドホンでチェックする時に求めている音に近づいたので、これをそのままお客様に届けたいと思いました。」
今回のコラボレーションモデルでは、ご使用されているステージモニターの音質に対して、どのような点が変わっているのでしょうか。
「イヤーモニターの特徴として、密閉度が高く外の音を遮断してくれるので、自分が聴く音量を上げ過ぎなくて良いということがあります。でも、ライブでは気持ちを高めるために音量を上げがちになります。
ライブで音量を大きくすると低音が大きく出てても、高音も上がってくるので、大音量でもライブ中は全然そのバランスでも良くて、心地良く聴こえます。ですが、通常のリスニング環境では、ほど良い音量で聴くことになります。その音量感の中で音の広がりや低音の存在感を感じられるようにした方が良いのではないか、自分もリスニング環境で聴く場合はその方が良いと思い、低音の量感を調整したり、音の華やかさを意識しながら高音の調整を行いました。」
今回のコラボレーションモデルは、澤野さんにとってどのような存在なのでしょうか。
「ミックス作業でファイナルミックスをつくり、その後にマスタリング作業で更に音の調整を行いますが、イヤホンは何を選ぶかによって音の聴こえ方が大きく変わると思っています。最終的には、イヤホンが第二のマスタリングになると言えるのではないでしょうか?」
ファンのみなさまへのメッセージをお願いします。
「イヤホン選びはとても重要だと思います。今回のJust earでは、自分がミックスの時に行ったことをイメージ通りに聴くことができるので、とても良かったと思っています。
曲の中には、気付きにくいような音を入れてあったりするのですが、よく聴くとそれが面白かったりします。細かく何回も聴いて楽しんで頂ければ嬉しいです。」
自分がミックスの時に行ったことをイメージ通りに聴くことができると思っています。
曲の中には、気付きにくいような音を入れてあったりするので、細かく何回も聴いて楽しんで頂ければ嬉しいです。