報道資料
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2021年4月15日
バーチャルギャラリーで受賞作品を本日より展示
© Craig Easton, United Kingdom, Photographer of the Year, Professional, Portraiture, 2021 Sony World Photography Awards
ソニーが支援する世界最大規模の写真コンテスト「Sony World Photography Awards 2021(ソニーワールドフォトグラフィーアワード)」の年間最優秀賞をはじめとする各賞が、本日4月15日開催のオンライン授賞式典にて、主催団体であるWorld Photography Organisation(会長スコット・グレイ氏)より発表されました。
なお本日より、公式サイト上に開設するバーチャルギャラリーで受賞作品展「2021 VIRTUAL EXHIBITION Live the photo experience」を開催します。展示キャプションや作品の説明、音声ガイド(英語のみ)などとともに、約150点の受賞作品を鑑賞可能です。また、今回の受賞者や受賞作品を紹介する60分の特別ドキュメンタリー作品「A Year in Photos from the Sony World Photography Awards 2021」に加え、受賞作品をまとめたデジタルブック(PDF形式)も本日公開します。
ソニーは、2007年よりスポンサーを務める「Sony World Photography Awards」を通じて、創造性の高い作品を世に広める場を提供し、写真文化の継続的な発展に貢献しています。今回で14回目を迎える「Sony World Photography Awards 2021」は、プロフェッショナル(10カテゴリー)、一般公募(10カテゴリー)、学生、ユースの4部門で構成され、幅広いキャリアステージや作品ジャンルを網羅します。世界220の国と地域のプロフェッショナルおよびアマチュアフォトグラファーから33万2千点を上回る応募があり、その中から各部門の最優秀賞と、プロフェッショナル部門の各カテゴリー受賞作品が発表されました。
これら4部門の他に、一般公募部門に応募された作品の中から国ごとに優秀作品を表彰するナショナルアワードや、写真文化に多大な功績を残した個人や団体を表彰する特別功労賞(Outstanding Contribution to Photography Award)を設けています。今回の特別功労賞は、メキシコの写真家Graciela Iturbide(グラシエラ・イトゥルビデ)氏に贈られました。
全10カテゴリー (アーキテクチャー&デザイン、クリエイティブ(創作)、ドキュメンタリー、環境問題、ランドスケープ(風景)、ポートフォリオ、ポートレート、スポーツ、スチルライフ(静物)、ワイルドライフ&ネイチャー(自然))から、それぞれ最優秀フォトグラファーを選出し、その中から全カテゴリーを通じて年間最優秀賞が選定されます。今回、ポートレートカテゴリーの受賞者であるCraig Easton氏(イギリス)の作品が年間最優秀賞を受賞しました。
全10カテゴリー (アーキテクチャー(建築)、クリエイティブ(創作)、ランドスケープ(風景)、ライフスタイル、モーション、ナチュラルワールド&ワイルドライフ(自然)、オブジェクト、ポートレート、ストリートフォト、トラベル) からそれぞれ受賞者が選出され、その中から一般公募部門最優秀賞が選定されます。
今回は、クリエイティブカテゴリーの受賞者であるTamary Kudita氏の作品が最優秀賞を受賞しました。
日本人フォトグラファーとしては、小野行史氏(トラベル)、野瀬大樹氏(トラベル)、塩原真澄氏(オブジェクト)、洞筒雄太氏(ネイチャー&ワイルドライフ)、篠田岬輝氏(ネイチャー&ワイルドライフ)の5作品がそれぞれ入選しました。
また、一般公募部門に応募した日本人フォトグラファーから選出される「ナショナルアワード(日本部門賞)」(審査員:ハービー・山口氏)も決定しました。
賞品:ソニー製デジタルカメラ一式
第1位 小野行史氏 作品名:The Last Winter
第2位 野瀬 大樹氏 作品名:Autumn Snake
第3位 村松 省音氏 作品名:Fertility
写真を学ぶ学生を対象とした部門で、テーマに沿った制作を行います。今回の決勝テーマは「Our Time(私たちの時代)」です。世界各地の約90校の学校から応募があり、最優秀賞を受賞した学生が在籍する学校への支援として 30,000 ユーロ相当のソニー製デジタル一眼カメラ一式が授与されます。
© Coenraad Heinz Torlage, Stellenbosch Academy of Design and Photography、South Africa, Student Photographer of the Year, 2021 Sony World Photography Awards
12歳から19歳(2020年12月31日時点)のフォトグラファーを対象とした部門です。2020年7月から12月まで毎月異なるテーマで制作された作品を審査し、各月の最優秀作品の中から年間の最優秀賞を決定します。
各部門の受賞作品の詳細は、World Photography Organisationの公式サイトよりご覧いただけます。
なお、次回の「Sony World Photography Awards 2022」は2021年6月1日から応募受付を開始する予定です。