報道資料
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2021年10月20日
Amazon Music Unlimitedでのヘッドホン対応による機器拡大や対応楽曲の拡充など
ソニーは、没入感のある立体的な音場を実現する360立体音響技術を活用した音楽体験「360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)」を楽しめる環境を広げています。
この度、Amazon Music Unlimitedにおける360 Reality Audioコンテンツのヘッドホン再生の対応を開始します。360 Reality Audioが準拠する国際標準MPEG-H 3D AudioのAndroid 12でのサポートが既に開始していることなどと併せて、対応機器の拡大がさらに進みます。
また、ゴスペラーズやYOASOBIなどの邦楽アーティストや、アリシア・キーズ、デュラン・デュラン、リル・ナズ・X、P!NK、ピンクフロイドといった洋楽アーティストの人気楽曲など7,000曲以上が複数のストリーミングサービスで楽しめるなど、対応コンテンツの拡充も進めています。
今後もソニーは、360 Reality Audioをクリエイターやアーティスト、音楽ファンに向けて広く提案し、その普及を加速させていきます。
Amazon Music Unlimitedで配信されている360 Reality Audioコンテンツの再生機器にヘッドホンが新たに加わります。全てのヘッドホンで360 Reality Audioコンテンツを体感できるようになり、立体的な音場による没入感ある音楽体験をより幅広いシーンで楽しむことができます※1。
詳細はAmazon Music Unlimitedの下記URLをご確認ください。
Amazon Musicを利用する多くのお客様に、臨場感あふれる360 Reality Audioをこれまで以上に手軽に体験いただけるようになりました。360 Reality Audioは、まるで音楽の中に入り込むような画期的な体験です。多くの音楽ファンに、360 Reality Audioの没入感ある立体的な音場でお好きな楽曲を聴いてほしいと願っています。
360 Reality Audioの普及に向けて、Google社が提供するプラットフォームAndroid 12において、360 Reality Audioを含む国際標準MPEG-H 3D Audioのサポートが開始されました。これによりAndroid 12を搭載する機器のメーカーは、従来より容易に360 Reality Audioの実装が可能となり、対応機器※2の拡大が見込まれます。
ソニーは、ワイヤレススピーカーやヘッドホン、スマートフォンに加えて、360 Reality Audioコンテンツの再生に対応したサウンドバー(HT-A7000)やホームシアターシステム(HT-A9)を発売するなど、対応機器の拡大を進めています。また、ソニーがライセンス提供をしている他社製のヘッドホン(オーディオテクニカ、ラディウス)やサウンドバー(ゼンハイザー)、AVプロセッサー(マッキントッシュ)、スマートスピーカー Amazon Echo Studioなどの360 Reality Audio認定機器も順次発売されるなど、360 Reality Audioを楽しめる環境が広がっていきます※3。
7,000曲以上の360 Reality Audioコンテンツが複数のストリーミングサービス※4から提供されています。ゴスペラーズやYOASOBIといった邦楽アーティストから、アリシア・キーズ、デュラン・デュラン、リル・ナズ・X、P!NK、ピンクフロイドなどの洋楽アーティストに至るまで、幅広いジャンルの人気楽曲を配信しています。音楽ファンに没入感のある音楽体験を届けるために、今後も対応楽曲の拡充に取り組んでいきます。
この一年、音楽エンジニアとともに360 Reality Audioのアルバム制作に情熱を傾けてきました。これまでも音楽には愛情を注いできましたが、今回の制作で、改めて音楽性を徹底的に追求しました。曲を特徴づける要素ながら、ミックスの際に隠れてしまう細部にまでこだわり抜いた今回の制作過程は、私たちにとって忘れられない時間となっています。非常にすばらしいコンテンツになったと自負しています。Amazon Musicから配信されるので、ぜひ聴いていただき、私の楽曲を愛していただければと思います。
大きな進化を遂げたオーディオのテクノロジーが登場する度に、その技術を使った音楽表現の可能性を探りたいと思うのですが、360 Reality Audioでの楽曲制作の提案を頂いた際にはとても興奮しました。ニューアルバム『Future Past』の楽曲を360 Reality Audioにミックスしましたが、これまでヘッドホンでは体験できなかったような没入感のあるサウンドに感動しました。今後、デュラン・デュランの全曲を360 Reality Audioでお届けできるようにしたいと考えています。
今回の楽曲制作では、360 Reality Audioの特長のひとつである音源の配置を意識して、リードヴォーカルの音の位置が360度にどんどん動く様を楽しんでもらえるように仕上げました。「なるほど、こうしたか!」と、聴いて、楽しんでもらえたらと思います。
ソニーは、ストリーミングサービスへの音楽配給を行うサービスプラットフォーム「Tully App」(ターリーアプリ)を運営するVertical Craft(バーティカルクラフト)社、およびそのプラットフォーム開発を行うEVEARA(エヴェアラ)社が共同で開始する、独立系アーティスト向けの360 Reality Audioコンテンツ配信サポートサービスに技術協力しています。年内に開始予定の本サービスは、独立系アーティストが制作した360 Reality Audio対応コンテンツをTullyにアップロードするだけで、コンテンツ管理やストリーミングサービスへの配信を可能にします。メジャーアーティストだけでなく、幅広いアーティストの楽曲配信を支援することで、360 Reality Audioコンテンツの裾野を広げていきます。
詳細は下記のURLよりご覧ください。