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報道資料
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2023年10月16日

メディア総合イベント「Inter BEE 2023」に出展

クラウドやIPを活用した最新のソリューションに加え、
CineAltaカメラ『BURANO』などの最新のイメージング商品群を多数展示

<ソニーブース イメージ>

ソニーは、幕張メッセ(千葉市美浜区)で11月15日(水)から開催されるメディア総合イベント「Inter BEE 2023」に出展します。

会場では、「Creativity Connected ともに"つなぐ" コンテンツ制作の未来へ」のテーマのもと、クラウドとオンプレミスをハイブリッドに活用することで効率的なライブ制作を実現する「Networked Live(ネットワークド ライブ)」、クラウド制作プラットフォーム「Creators' Cloud(クリエイターズ クラウド)」を活用した最新のソリューションに加え、新たなCineAltaカメラ『BURANO(ブラーノ)』(9月12日発表)や、リモートプロダクションユニット『CBK-RPU7』(9月14日発表)、ソフトウェアスイッチャー『M2L-X』(9月14日発表)など、国内初展示を含む多数の新商品を展示します。また、新商品Crystal LED VERONA(クリスタル エルイーディー ベローナ)(9月8日発表)も国内初展示となり、バーチャルプロダクションのデモも実施します。
なお、展示に加えて、多彩な講師陣によるセミナーも開催します。詳細は出展案内ページをご確認ください。

主な展示内容

1. オンプレミス/クラウド・ライブプロダクション「Networked Live」

高画質・高圧縮・低遅延の伝送や、オンプレミス/クラウドの環境を選ばずハイブリッドに運用できる映像制作環境の構築、ネットワークに接続されたカメラや機材の統合管理など、場所や規模を問わないライブ制作環境を構築する 「Networked Live」の最新ソリューションを展示します。メディアエッジプロセッサー『NXL-ME80』や、ライブプロダクションスイッチャー『MLS-X1』、メディアオーケストレーションプラットフォーム『VideoIPath(ビデオアイパス)』などの商品・ソリューションに加え、国内初展示となるリモートプロダクションユニット『CBK-RPU7』やソフトウェアスイッチャー『M2L-X』などによって実現されるソリューションを、映像制作ワークフローに沿って紹介します。

リモートプロダクションユニット『CBK-RPU7』(国内初展示)
5G通信※1とソニー独自開発のコーデックチップにより、高画質映像の高圧縮・低遅延での伝送を実現します。『CBK-RPU7』をカメラに装着し、5G通信端末※2とUSBテザリング接続することで、最大4K 60pまでの高画質な映像信号を高圧縮・低遅延で伝送します。有線での伝送に迫る高画質な映像を無線で伝送できるため、撮影位置やアングルの自由度が向上し、より柔軟なライブ中継が可能となります。会場では、『CBK-RPU7』で伝送した映像の画質比較を展示します。
  • ※1:ローカル5Gとプライベート5Gに対応します。パブリック5Gは、2024年の秋以降に対応予定です。
  • ※2:5Gミリ波帯対応デバイス『Xperia PRO』に対応。
ソフトウェアスイッチャー『M2L-X』(国内初展示)
オンプレミス/クラウド環境のどちらの環境にも組み込み可能なソフトウェアスイッチャーです。クラウド型のスイッチャーシステム「M2 Live(エムツーライブ)」のGUI操作を踏襲しながらICP-Xシリーズのハードウェアパネルからの操作にも対応し※3、入力数やレイヤー数を拡張した、より高度な映像制作に活用できます。会場では、ライブプロダクションスイッチャー『MLS-X1』との組み合わせによるオンプレミス/クラウドのハイブリッド運用を展示します。
  • ※3:2024年秋以降対応予定。

2. クラウド制作プラットフォーム「Creators' Cloud」

クラウド上での効率的なコンテンツ制作・共有・配信を実現するクラウド制作プラットフォーム「Creators' Cloud」を活用した、映像制作における最新の制作ワークフローを、報道やスポーツの番組制作、コンテンツ管理などの利用シーンに沿って紹介します。

「Creators' Cloud」各種サービスにおけるアップデート
ISO収録やインスタントスローリプレイに対応したクラウドスイッチャー「M2 Live」の最新バージョンV1.2や、SRT形式のストリーミング入力に対応し、新商品『BURANO』およびCinema Lineカメラ『FX3』、『FX30』を新たにサポートしたクラウドカメラポータル「C3 Portal(シースリーポータル)」の最新バージョンなど、多数のアップデートを紹介します。また、AI映像解析サービス「A2 Production(エーツープロダクション)カスタマイズソリューション」 では、スポーツ映像ハイライト生成や編集作業を支援する豊富なサービスによって、映像制作におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進をサポートするソリューションを展示します。

3. 豊富なイメージング商品群

CineAltaをはじめとするCinema Lineシリーズに加え、システムカメラやプロフェッショナルモニター、デジタル一眼カメラα™(Alpha™)シリーズなどのカメラやレンズ群など、ソニーが提供する豊富なイメージング商品群を展示します。

CineAltaカメラ『BURANO』
『BURANO』は、デジタルシネマカメラの最上位ラインであるCineAltaカメラの新商品です。8.6Kの35mmフルフレームイメージセンサーを搭載し、ハリウッドスタジオでも広く採用されている『VENICE』で培った高品位な映像表現と、小型・軽量化による高い機動力を兼ね備えます。また、PLマウントカメラとして世界初※4となるボディ内蔵光学式手ブレ補正機構と、従来その機構と同時搭載が難しかった電子式可変NDフィルターを小型筐体に内蔵するなど、少人数のクルーでのシネマ撮影に活用できます。
  • ※4:2023年9月発表時点、ソニー調べ。PLマウント標準搭載のカメラにおいて。
レンズ交換式フルサイズ業務用カメラ『ILX-LR1』(国内初展示)
有効約6100万画素の高解像と、小型軽量(幅約100.0mm×高さ約74.0mm×奥行約42.5mm、重さ※5約243g)を両立する、レンズ交換式フルサイズ業務用カメラです。ドローン搭載による点検や測量、マッピングでの活用のほか、フォトグラメトリー分野などにおいても撮影ワークフローの効率化を実現します。会場では、ソフトウェア開発キット「Camera Remote SDK」を活用し、複数台の『ILX-LR1』をPCから制御するデモを展示します。
  • ※5:ボディのみ。
AIプレゼンテーション支援システムとPTZカメラの組み合わせによるPTZオートフレーミング機能(国内初展示)
AIプレゼンテーション支援システムEdge Analytics Appliance(エッジ・アナリティクス・アプライアンス)『REA-C1000』(既発売)は、最新ファームウェアVer.5.0(2024年1月公開予定)で新たに「PTZオートフレーミング」機能に対応します。これにより、自動追尾機能を搭載していない既発売のPTZカメラでも、『REA-C1000』と組み合わせることで、被写体となる人物をカメラが的確に捉えて自動的にフレーミングし、自然な構図で撮影することが可能となります。会場ではリモートカメラ『BRC-X1000』との組み合わせにより、より高度な映像制作用途で活用できる「PTZオートフレーミング」機能のデモを実施します。

4. バーチャルプロダクション

バーチャルプロダクション向けCrystal LED VERONA (国内初展示)
深い黒の映像表現と低反射性能の二つを同時に実現するCrystal LED VERONAに、デジタルシネマカメラ『VENICE 2』および「Virtual Production Tool Set(バーチャルプロダクションツールセット)」を組み合わせ、仮想空間と現実を自然に融合させるバーチャルプロダクションによる映像制作を展示します。

セミナー情報

ソニーブース内のセミナーコーナーにて、ソニーの製品・ソリューションの魅力や活用事例を紹介します。プロフェッショナルのクリエイターを多数講師に迎え、デジタルシネマカメラ『VENICE』を活用したTBS系列のテレビドラマ「VIVANT」の事例や、『BURANO』による撮影映像「YUME」や「MY Melomania」のほか、「Networked Live」、「Creators' Cloud」などのソリューションにおける最新のテクノロジー紹介など、多彩なセミナーを予定しています。講師陣および各セミナーの詳細は出展案内ページで確認ください。

  • 「ソニー」および「Sony」、並びにこのプレスリリース上で使用される商品名、サービス名およびロゴマークは、ソニーグループ株式会社またはその関連会社の登録商標または商標です。その他の商品名、サービス名、会社名またはロゴマークは、各社の商標、登録商標もしくは商号です。
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