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LGBTQ+への取り組み指標「PRIDE指標」で最高評価の「ゴールド」を4年連続受賞

LGBTQ+への取り組み指標「PRIDE指標」で最高評価の「ゴールド」を4年連続受賞

2024年12月05日

LGBTQ+※1などのセクシュアル・マイノリティ(以下、LGBTQ+)に関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する一般社団法人 work with Prideが、職場におけるLGBTQ+への取組みの評価として策定した「PRIDE指標※2」。ソニー株式会社となった2021年に初めて最高評価のゴールドを受賞し、2024年も含めて4年連続で最高評価のゴールドを受賞しました。

ソニーは「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」ことをPurposeとして掲げています。 このPurposeのもと、ソニー株式会社はサステナビリティを経営と企業文化の基盤と位置づけています。その中でもダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンは重要課題の一つとして掲げています。LGBTQ+、ジェンダー、国籍、障がい、働き方などの多様性を尊重して誰もが安心して働きやすい職場を実現し、その多様性から生まれるクリエイティビティを活かすべく、今後も取り組みを進めていきます。

グループ全体として、以下のような取り組みを行っています。
ソニーグループポータル|サステナビリティレポート(人材パートp.29-30)

同性パートナーがいる社員に対して、異性間事実婚と同様の対応

  • 社員の同性パートナーの慶弔時の対応
  • 同性パートナーと同居している社員の転勤時の対応 など

トランスジェンダーの社員に対して、合理的な配慮を実施

  • 通称名の使用
  • 多目的トイレの設置
  • ユニホームの統一 など

研修による社員への啓発活動

  • 新入社員研修、新任マネジメント研修、全社員研修でSOGIの知識を提供
  • 役割に応じたLGBTQ+基礎研修を提供
  • 人事向けのガイドラインを発行 など
  • Sexual Orientation(性的指向)、Gender Identity(性自認)の略語

アライネットワークを運用

  • メールマガジンを通じて、アライの社員にLGBTQ+に関する社内外の最新情報を提供
  • LGBTQ+に関するイベントの企画・運営への参加機会提供 など

社会への発信

  • ソニーグループ外からも参加可能なイベントを開催
  • さまざまな業種のLGBTQ+アライ企業が集まるプロジェクトへの参加
  • 国内LGBTQ+関連イベントやコミュニティスペースへの協賛 など

グループ共通の取り組みに加え、ソニー株式会社では昨年度よりLGBTQ+への社内理解促進に向けた取り組みをより一層強化しています。

東京レインボープライド2024に参加

セクシュアル・マイノリティの存在を社会に広め、「"性"と"生"の多様性」を祝福するイベント「東京レインボープライド2024」にソニーグループとして参加しました。ソニー株式会社からは21名のボランティアが参加し、取り組みをブースのモニターで紹介しました。ブース正面には11色のプログレッシブプライドフラッグの理念を織り込んだPrideロゴを掲げ、ソニーの多様性とLGBTQ+コミュニティへの尊重を表現するブースとなりました。
また、グループ全体で150名の役員、社員および社員のパートナー、家族などがプライドパレードに参加し、おそろいのPrideロゴのTシャツを着て、うちわを掲げて渋谷・原宿を行進しました。詳しくはこちら

LGBTQ+勉強会を実施

社内外に向けて発信の機会の多い人事・広報・サステナビリティ担当者を対象に、LGBTQ+勉強会を実施しました。参加者からは「知識として知っていたつもりだったが、学びの多い時間だった」「業務のみではなく、日常生活でも発言に気をつけていきたい」などの感想がありました。

社内人事サイトに特設ページを開設

東京レインボープライド2024に向けて、LGBTQ+の理解を深めるための特設サイトを社内人事サイトHR Connect内に設置しました。LGBTQ+に関する基本情報や役立つ学習コンテンツをまとめ、社員の理解促進につなげました。

今後もアライ※3企業として、コミュニティに寄り添って問題を共に考え、活動を進めていきます。

  • ※1 レズビアン (Lesbian) 、ゲイ (Gay) 、バイセクシュアル (Bisexuality) 、トランスジェンダー (Transgender) 、クィア (Queer) 、クエスチョニング (Questioning) の頭文字に、その他のセクシュアリティの人 (+) を加えた総称。ストレート (異性愛者) およびシスジェンダー (出生時の性と性自認が一致している人) ではないと自認する人々の総称として広く使用されている表現。
  • ※2PRIDE指標
    一般社団法人 work with Prideが目指す「企業・団体等の枠組みを超えてLGBTQ+が働きやすい職場づくりを日本で実現する」ために策定した評価指標。Policy(行動宣言)、Representation(当事者コミュニティ)、Inspiration(啓発活動)、Development(人事制度・プログラム)、Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)の5つの指標で企業の取り組みを評価したもの。 出典:work with Pride, PRIDE指標
  • ※3「アライ」(Ally)とは、理解者、支援者などの意味があり、LGBTQ+を理解し、支援する人のこと。

ソニー株式会社 DE&I推進室からのメッセージ

(左端から)
人事総務部門 DE&I推進室 田中 文菜、伊藤 哲也、竹藤 和弘、原島 渚、藤野 香苗、島岡 優

ソニー株式会社はサステナビリティを経営と企業文化の基盤と位置づけ、重要課題の一つとしてDE&Iを掲げています。多様な人材が、自由闊達に異見を交わし挑戦し続けることは、新しいアイデアや価値の創造につながると信じています。これからも継続的にDE&Iが組織にもたらす力やその重要性について知る、考える、行動する機会や場をつくっていきます。

  • DE&I: Diversity, Equity and Inclusion
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