少ない資源でより高性能な製品を
ソニーのエンジニアが映画撮影のプロたちと続けてきた共創。これまでにないコンパクトなシネマカメラ、「VENICE(ベニス)」にもそれが生かされています。製造に必要な材料を大幅に削減しながらも、その品質と耐久性は過酷な撮影環境でも損なわれることはありません。
環境にも優れたパフォーマンス
ソニーでは「Road to Zero」という環境計画のもと、自らの事業活動と製品のライフサイクルを通じて、環境負荷ゼロを目指しています。使用する材料を減らして製品を軽量化・小型化し、地球環境への影響を軽減することも、この取り組みのひとつです。
小型・軽量化への徹底した見直し
これまでの設計を再考し独自の技術を駆使することで、より軽く、コンパクトなカメラが誕生しました。材料の使用法のほか、全体的な構造を再検討することで、F65と比較して20%の軽量化、40%の小型化を実現しています。
抜本的な再設計
吸排気システムと回路基板の配置を新たに設計することで、性能を向上させつつ、カメラ全体のサイズを大幅に縮小しました。同時に構造も見直し、放熱性能も全般的に改善しています。
抜本的な再設計
換気システムと回路基板の配置を新たに設計することで、性能も向上し、カメラ全体のサイズを大幅に縮小しました。同時に構造も見直し、放熱性能も全般的に改善しています。
効率化された内部設計・レイアウト
VENICEにはNDフィルターが内蔵されており、サーボ制御によって8ポジションの露出調整が可能です。このNDフィルターを2枚のターレットに組み込むことで、製品の外周を縮小し、また、外部フィルターを必要としないため、よりコンパクトで省資源なカメラを実現しました。
環境負荷の低減と高性能化を両立
ソニーの先進技術から生まれた「VENICE」。様々な条件のもとでの高い耐久性はもとより、使いやすさや操作性を維持しつつ、製造工程での省資源化を通じて環境負荷を低減しています。