ソニーは、映画撮影のプロフェッショナルと協力して、高性能なシネマカメラを開発してきました。
資源の使用量を削減し、軽量・小型化を実現したこれらのシネマカメラは、
過酷な環境下でも品質と耐久性を保ち、クリエイティブな挑戦をサポートします。
包装設計者
ソニーは2050年までに「環境負荷ゼロ」を実現するため、グローバル環境計画「Road to Zero」を推進しています。BURANOにおいても、環境負荷ゼロの実現に向けて、製品包装に使用する発泡スチロール製の緩衝材の代替材として、再生紙を成型したパルプモールドクッションの採用を実現しました。プロフェッショナル用機材は、大型で重量があり、かつ高い信頼性が求められるため、製品の品質を確保する梱包材であることは必須です。そのため、大型重量製品へのパルプモールドの実用化に向けて、シミュレーションを活用しながら実機評価の精度を上げ、包装チームと製品チームで連携し、品質確保を徹底的に行いました。
チーム内で試行錯誤を重ねた結果、パルプモールドの形状や外箱の構成を最適化することで、製品品質を確保でき、プラスチックを極力使用しない包装を確立することができました。この経験を活かして、今後は他の業務用カメラ製品ラインでもパルプモールドクッションの採用を積極的に検討していきます。