製品の環境配慮
ペットボトルを再生利用し、ウインドスクリーンを新開発1
カメラ本体だけではなく、ウインドスクリーンにも再生材を使用しています。音質や風防効果などのさまざまなテストを行った結果、再生ペットボトル1のみで作ることが可能となり、従来品と同等の基準を満たしながら再生材に置き換えることができました。
SORPLAS™ だからできる資源の有効活用
SORPLAS(ソープラス)は市場から回収された使用済みの水ボトルや、工場や市場から排出された廃ディスク、そしてソニーが独自開発した難燃剤などを原料に作られており、今やソニーの製品に限らず幅広い製品に採用されています。リサイクルを繰り返しても劣化しにくい特長を生かし、今後は回収されたSORPLASを製品の原料として再利用することも期待できます。
最大99%の高い再生材利用率を実現
一般的に電気製品の再生プラスチックの使用率は30%程度2と言われています。しかしソニーでは、独自に開発した画期的な硫黄系難燃剤によって、安定した製品パフォーマンスを保ちながら再生材使用率を最大99%まで高めることに成功しました。3
[1] SORPLAS
[2] 再生材99%3 [3] 難燃剤など 1%
[4] 一般的な難燃性再生ポリカーボネイト樹脂4
[5] 石油由来バージンプラスチック 55%5 [6] 再生材 30% [7] 難燃剤など 15%
ZV-1FにSORPLASを使用
ZV-1Fのボディ本体には、外装および内部部品に、高い品質を実現する再生プラスチックSORPLAS6を積極的に使用し、製品の性能をさらに高めると同時に、環境負荷の低減を実現しています。
さまざまなカメラ製品にSORPLASを使用
ソニーはこれまでカメラ製品の製造において、約10年間で約379トン7のバージンプラスチックをSORPLASを含む再生プラスチックに置き換えてきました。