幕が上がれば
演劇集団円と小劇場公演
ギャラリー1
- 展示期間
- 2015年10月9日(金)~11月5日(木)
- 展示時間
- 11:00~19:00
※最終日は15:00まで
ギャラリートーク開催のお知らせ
内藤裕子氏(演劇集団 円・演出、劇団 green flowers 作・演出)、山下 悟氏(演劇集団 円/山の羊舎・演出)をゲストにお迎えし、森田貢造氏によるギャラリートークを開催します。
- 開催日時
- 10月18日(日) 15:00~15:45
- 開催場所
- ソニーイメージングギャラリー 銀座(ソニービル6階)
- 入場無料、事前予約不要です。
- ギャラリートークは記録のために録画します。
- 座席はございません。
当作品展では、俳優の橋爪功氏が代表を務める『演劇集団 円』の2公演に加え、5団体による5つの小劇場公演にて撮影されたスチル作品が7台の4Kテレビで展示される。どの作品も活き活きとした役者達の表情や仕草を捉えており、芝居の流れや臨場感を醸し出している。
森田氏はこう語る。
「静止画のスライドショーには動画とは違った時間的な“余白”があります。芝居を見ていない方には、その“余白”に想像力がかき立てられ、すでに見た方には“余白”が記憶を活性化させ、ハイライト的に芝居を楽しく再現できると思っています。ちなみに、誰よりも多く、深くその舞台を見ている演出家が、スライドショーにした映像を見ながら、『実際の舞台とは違った意味で、ずっと面白そうに見える』と言ってくれました。舞台をそのまま録画した動画はどうしても記録的で冗長になりがちです。しかし、静止画のスライドショーにすることで、“想像力”や“記憶”がそのタイムラグという“余白”を補完するためか、実際に見たような錯覚にとらわれたり、芝居の面白さが時間と共に圧縮されるのかもしれません。何より、舞台で起こる事象と共に、舞台を作り上げている多くのスタッフ(美術や照明の方など)の総力が凝縮されるからではないかと思うのです」
「今回ご覧いただく作品のすべては『舞台』から得られたもの、演出家や役者、舞台の制作に関わった全スタッフの力の結集です。そして、今回の写真展は『舞台から得られた写真という記録を、現在のシステムで面白がる提案』のようなものです」
写真ファンの皆さまも、演劇ファンの皆さまも、はたまた通りすがりの皆さまも、どうか肩の力を抜いてお楽しみください。
間もなく開演いたします。