大野雅人 作品展 Cub-jo -カブジョ-
- 展示期間
- 2018年9月7日(金)~9月20日(木)
- 展示時間
- 11:00~19:00
大野 雅人 プロフィール
1968年 愛知県生まれ。1999年に写真家の妻とともに写真事務所を設立しフリーランスとなる。人物、風景、舞台などの撮影や写真講師・講演、写真誌寄稿などを生業とする。近年は、自然と人間との普遍的な関係を表現することを目的とした作品などが、フランスのフォトアートフェスティバルなどの場で展示発表されている。
- 2013年
- 写真展「Shinra」(エプサイト)
- 2015年
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- Yakushima Photography Festival 屋久島国際写真祭 招待作家
- 写真展「はにい窯」(埴生窯ギャラリー)
- Paris Salon de la Photo à Paris 一部展示「はにい窯」
- Paris Paris Photo "what's up photodoc" パリフォトフェスティバル Y.P.Fブース展示「Shinra」
- 2016年
- Les Rencontres ARLES Photographiques アルル国際フォトフェスティバル サテライト展示「Shinra」
- 2017年
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- KYOTO GRAPHIE 2017 KG+ Associated Program 京都国際写真祭 2017 Y.P.Fブース展示「REHAB」
- アンスティチュ・フランセ九州 JAPON-KYUSHU 屋久島国際写真祭展「REHAB」
- Les Rencontres ARLES Photographiques アルル国際フォトフェスティバル サテライト展示「Kirara」
- 2018年
- Les Rencontres ARLES Photographiques アルル国際フォトフェスティバル サテライト展示「Cub-jo」「Blue Drifting」
「鉄砲とロケットの島」に「よかよめじょう」がいると聞いてやってきた。
しかし、島に上陸するなり目にしたのはホンダ・カブで疾走する女子高校生。衝撃的な光景に目を疑う。
「これ、誰のバイク?」
「おいがと(私のです)」
「え、、、誰かにもらったとか?」
「んにゃ、買ってもらった(いえ、買ってもらいました)」
「スーパーカブ、好きなの?」
「おょおょ、当たり前や定番だわ(はい、みんな乗ってます)」
「カブのどんなとこが好き?」
「馬力あってギヤがよこうちゃ、むじょかからな(馬力があってギヤついてて、かわいい)」
種子島の女性は芯が強く、頼りになる働き者が多いことから、近隣の島からは「嫁をもらうなら種子島」と言われている。
ホンダ・カブをかわいい相棒にするたくましい女子高生の姿に、その片鱗を見たような気がした。