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2019 日本カメラ フォトコンテスト展

日本カメラ フォトコンテストは、1950年(昭和25年)創刊の『日本カメラ』(1951年に月刊化)における、誌上月例写真コンテストがはじまりで、50年以上の歴史を有します。著名な写真家が1年間を通じて審査を担当し、毎月誌上で発表、さらに毎月の入賞得点を年間集計して、年度賞(ビギナーズは年間優秀作品賞)を競うところに特長があります。
部門は「モノクロプリント」「カラープリント」「ビギナーズ」「WEBの部」「学生の部」の5部門で、各部の応募点数は相当数に達し、「モノクロプリント」「カラープリント」は、年間平均して入賞しなければ年度賞上位には入れません。したがって入賞作品のレベルは高く、日本のアマチュア写真界のトップレベルにあります。
2019年度の審査には、モノクロプリントの部=瀬戸正人、カラープリントの部=浅井慎平、ビギナーズの部=佐藤岳彦、WEBの部=山本まりこ、学生の部=ミゾタユキの5氏の先生方が当たり、総応募点数は5万6千点にのぼります。
今回展示の作品は、各部門の代表作品で、応募時のオリジナルのままで展示しております。またウェブ応募の入選作については、写真弘社による銀塩印画紙プリントになっております。

日本カメラ編集部

【ページ上の作品 左から】

『悠遠』     カラープリントの部  2月号金賞 長谷川利子(鳥取)
『一人ぐらし』  カラープリントの部  4月号金賞 三宅信男(枚方)
『カップル』   モノクロプリントの部 6月号金賞・年間最優秀作品賞 細川 寛(富山)

日本カメラ プロフィール

1948年(昭和23年)7月7日、東京・銀座に光芸社として創立。同年10月隔月刊『アマチュア写真叢書』創刊。
1951年3月『アマチュア写真叢書』を『日本カメラ』に改題。1951年7月月刊とする。
1971年港区西久保巴町から現在の日本橋人形町へ移転。
2018年に創刊70周年を迎え、“写真とカメラのいまを発見する雑誌”として現在に至る。現在月刊誌のほか、日本カメラMOOK各種、写真集、単行本などを出版。

日本カメラ