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2020 日本カメラ フォトコンテスト展

日本カメラ フォトコンテストは、1950年(昭和25年)創刊の『日本カメラ』(1951年に月刊化)における、誌上月例写真コンテストがはじまりで、50年以上の歴史を有します。著名な写真家が1年間を通じて審査を担当し、毎月誌上で発表、さらに毎月の入賞得点を年間集計して、年度賞(ビギナーズは年間優秀作品賞)を競うところに特長があります。
部門は「モノクロプリント」「カラープリント」「ビギナーズ」「WEBの部」「学生の部」の5部門で、各部の応募点数は相当数に達し、「モノクロプリント」「カラープリント」は、年間平均して入賞しなければ年度賞上位には入れません。したがって入賞作品のレベルは高く、日本のアマチュア写真界のトップレベルにあります。
2020年度の審査には、モノクロプリントの部=金村修、カラープリントの部=十文字美信、ビギナーズの部=佐々木啓太、WEBの部=中西敏貴、学生の部=秋元貴美子の5氏の先生方が当たり、総応募点数は5万9千点にのぼります。
今回展示の作品は、各部門の代表作品で、応募時のオリジナルのままで展示しております。またウェブ応募の入選作については、写真弘社による銀塩印画紙プリントになっております。

日本カメラ編集部

作品が展示されている方々
(あいうえお順)

モノクロプリントの部

  • 芦屋けんいち
  • 内田貴治
  • 大久保辰一
  • 小川茂美
  • 鍛治澤紀一
  • 川合宏弥
  • 久保高行
  • コバヤシヒサシ
  • 中嶋琉平
  • 橋本英幸
  • ミストラル

カラープリントの部

  • 岡本早苗
  • 加藤正樹
  • 久保高行
  • 佐藤寛治
  • 鈴木サトル
  • 鈴木安子
  • 田中万三
  • 時津伸一
  • 中原秀夫
  • 萩原由紀夫
  • 畑中由紀夫
  • 藤下光政
  • 藤村政憲
  • 二橋恵子
  • 保坂兼司

ビギナーズの部

  • 雨宮隆一
  • 稲垣光正
  • 植本多寿美
  • 江上瑠美子
  • 大西 周
  • 小川雅美
  • 金本 清
  • 川口保幸
  • 菅野恵太郎
  • 木下 茜
  • 久保博美
  • 小森茂樹
  • 斉藤積雄
  • 斉藤隆広
  • しば
  • 清水邦男
  • 杉井莞太
  • 鈴木久美子
  • 髙梨洋輔
  • 田中栄子
  • 田中泰生
  • 中山洋三
  • 二宮ちあき
  • 野口直美
  • 林 知枝美
  • はるか
  • 藤井伸幸
  • 水迫官三
  • 水野三生
  • 三宅智賀
  • 三好輝美
  • 山上道子
  • 山川義隆
  • 山口幸雄
  • 山下正弘
  • 李 景輝

WEBの部

  • 川上和俊
  • 草島敬子
  • コバヤカワ
  • 仲川幸延
  • 曳地正刀
  • 藤元麻未
  • 本田厚子
  • 皆川春奈

学生の部

  • 天辰陽平
  • 大森一輝
  • 岡﨑ひなた
  • 梶山裕生
  • 木村臣之介
  • 角田光希
  • 田中邑樹
  • 千尋
  • 十林穂乃香
  • 平内友惟
  • マイハマハヤト

審査員プロフィール

モノクロプリントの部
金村 修 [かねむら おさむ]

1964年、東京生まれ。東京綜合写真専門学校研究科在学中にロッテルダム写真ビエンナーレに招かれて以後、国内外で個展、グループ展多数。1997年、日本写真家協会新人賞。2000年土門拳賞受賞。2014年伊奈信男賞受賞。写真集に『I CAN TELL』、『German Suplex』など。最新刊『Living Dead Sucide』、『Come to life again 写真蘇生法』を発行。

カラープリントの部
十文字美信 [じゅうもんじ びしん]

1947年、横浜生まれ。1974年「untitled」(首なし)がニューヨーク近代美術館「New Japanese Photography」展に招待される。松下電器産業や資生堂の広告でADC賞、第5回伊奈信男賞、第10回土門拳賞など受賞多数。写真集に『蘭の舟』、『黄金風天人』、『ポケットに仏像』シリーズ、『ふたたび翳』、『或るもの』、『常ならむ』 などがある。

ビギナーズの部
佐々木啓太 [ささき けいた]

1969年、兵庫県生まれ。写真専門学校を卒業後、貸スタジオ勤務、写真家のアシスタントを経て独立。自らに『街角写真家』という肩書きをつけ、「写真はモノクロ、オリジナルはプリント」というフィルム時代からの持論を貫いている。プライベートブック「Keita‘s Book」を毎月発売中。

佐々木啓太 facebook

WEBの部
中西敏貴 [なかにし としき]

1971年生まれ。在学中から北海道へと通い続け、2012年に撮影拠点である美瑛町へ移住し写真作家としての活動を開始。そこに住まう者としての視点を重視しつつ、農、光、造形を主なテーマとして作品制作を続ける。写真集に『ORDINARY』、『Design』、『FARMLANDSCAPE』など。日本風景写真家協会会員、日本風景写真協会指導会員、Mind Shift GEARアンバサダー、Haglöfsフレンズ。

学生の部
秋元貴美子 [あきもと きみこ]

日本大学芸術学部写真学科卒業後、大学院を経て、同大勤務。〈高校写真〉サポーターの活動もあり、大学生等を含め学生の写真に注目している。地・水・火・風・空の五つのエレメンツに基づいた自然風景や、都市風景などの作品を発表。個展で「化生する光景」、「都市に生きる」ほかグループ展多数。公益社団法人日本写真家協会会員。

日本カメラ

1948年(昭和23年)7月7日、東京・銀座に光芸社として創立。同年10月隔月刊『アマチュア写真叢書』創刊。
1951年3月『アマチュア写真叢書』を『日本カメラ』に改題。1951年7月月刊とする。
1971年港区西久保巴町から現在の日本橋人形町へ移転。
2018年に創刊70周年を迎え、“写真とカメラのいまを発見する雑誌”として現在に至る。現在月刊誌のほか、日本カメラMOOK各種、写真集、単行本などを出版。

日本カメラ

【ページの作品 左から】

『なんとなく近道』
モノクロプリントの部10月号金賞・年間最優秀作品賞芦屋けんいち(磐田)
『好奇心』
カラープリントの部10月号金賞畑中由紀夫(郡上)
『コンタクト』
ビギナーズの部11月号特選・年間優秀作品賞二宮ちあき(松山)
『ひみつのおうち』
学生の部7月号金賞・年間優秀作品賞岡﨑ひなた(田辺)
『お転婆っ子』
WEBの部10月号金賞・年間優秀作品賞皆川春奈(松山)
『縁側で踊る』
カラープリントの部12月号金賞・年間最優秀作品賞藤村政憲(盛岡)