本作品展では、“写真学科スペシャル2021”のグランプリおよび各賞受賞作品を展示します。

“写真学科スペシャルとは、東京工芸大学芸術学部写真学科の1年生から4年生までの卒業制作・後期制作より選抜された作品から、今年度の最も優れた作品を決定するイベントです。

今年で8回目を迎えた写真学科スペシャルでしたが、一時はコロナ禍から開催自体も危ぶまれました。しかしその中でも選抜された学生たちは真摯に自身の作品と向き合い、制約も厳しいなか作品を最大限展開させようと準備を行い、自己管理を徹底しながら展覧会を作り上げていきました。結果、今年も例年と引けを取らない素晴らしい展覧会となりました。この学内展示は残念ながら学内関係者のみの限定公開となってしまいましたが、ソニーイメージングギャラリーでみなさんにご覧いただけることを大変嬉しく思います。

2月6日（土）のグランプリ審査はオンラインでの実施となりましたが、特別審査員に広川泰士先生（写真家）、大和田良先生（写真家）、松平光弘先生（アトリエマツダイラ・徳川印刷 ディレクター）をお招きして、選抜された38名と審査員による作品に対する質疑応答・審査により、今年度のグランプリが決定しました。

また、本作品展会場におきましては、“写真学科スペシャル2021”にノミネートされた作品と、2020年度の卒業制作をスライドショーでご覧いただけます。