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瀬戸 秀美 作品展 孤高の肉体 ~ ダンサー ファルフ・ルジマートフの肖像 ~

1963年6月26日 ウズベキスタン、タシケント生まれ。
ワガノワ・バレエ学校を経て、81年、マリインスキー劇場入団。
83年、第11回ヴァルナ国際バレエコンクールで銀賞。
84年、第1回パリ国際バレエコンクールでパリ舞踊アカデミー特別賞を受賞する等、
比類なき才能をもってたちまち頭角を現し、大活躍。
特筆すべきはノーブルな役からキャラクターの役まで幅広くこなす非凡な演技力と豊かな感性をもつスーパースターであること。

バレエダンサーに必要な鍛えられた肉体はハガネのように強く、ムチのようにしなる。
空間を切り裂くジャンプ、そしてステージを圧倒する存在感。
筋肉に覆われた無駄のないボディはまるで彫刻の様。
この肉体に立ち向かうにはシンプルでストレートな背景とライティングしかないと考えた。

近年は舞踏家 笠井叡氏、日本舞踊家 藤間蘭黄氏、バイオリニスト 川井郁子氏ほか日本人芸術家達との共演により新境地を開いている。

写真展開催にあたり、桜井多佳子様、藤間蘭黄様、渡辺みどり様、そしてファルフ・ルジマートフ氏に感謝し御礼申し上げます。

瀬戸 秀美

瀬戸 秀美(せと ひでみ)プロフィール

1972年から『週刊オン・ステージ新聞』で舞台撮影を始める。現在、月刊『ダンスマガジン』にて表紙・グラビアを担当。クラシックバレエの舞台写真を主に活躍している。
1996年「DANCERS」(新書館)、1996年 とんぼの本「これだけは見ておきたいバレエ」(新潮社)、2010年「BALLERINE」草刈民代写真集(幻冬舎)などの写真集を発行する他、写真展として1994年「THE DANCER:瀬戸秀美バレエ写真展」(六本木 麻布美術工芸館)、1996年「ジョルジュ・ドン『ボレロ』」(京橋 INAXギャラリー)、1996年「ダンサー図鑑」(銀座 キャノンサロン)、1998年「DANCERS」(銀座 富士フォトサロン)など開催。

日本舞台写真家協会会長、(公社)日本写真家協会会員