1995年埼玉県生まれ。
2017年日本写真芸術専門学校フォトフィールドワークゼミ卒業。
2021年恵比寿にてメンバー9名と共に自主ギャラリーKoma galleryをオープン。
Koma galleryをベースに年に3回ほど作品を発表している。
- 2019
- 「Post Urban」TAP gallery(清澄白河)
- 2021
- 「都市の波形」アメリカ橋ギャラリー(恵比寿)
- 2021
- 「COLLECT LANDSCAPE #1」Koma gallery(恵比寿)
- 2021
- 「風景を集める|東北」Koma gallery(恵比寿)
- 2022
- 「日本道中信楽狸1」Koma gallery(恵比寿)
- 2022
- 「Japan moment by japanese creators/日本のアートに触れる瞬間」
Sunway Geo Avenue(マレーシア、セランゴール)
- 2022
- 「SHOKUSAI」Koma gallery(恵比寿)
- 2023
- 「日本道中信楽狸2」Koma gallery(恵比寿)
- 2023
- 「ブラザーノスタルジー」Koma gallery(恵比寿)
- 2023
- 「日本道中信楽狸3」Koma gallery(恵比寿)
- 2024
- 「狸のいる風景」Koma gallery(恵比寿)(恵比寿映像祭2024地域連携プログラム)
- 2024
- 「Converging Paths -Visions of Asia: Photographic Journeys-」
Sunway Geo Avenue(マレーシア、セランゴール)
- 2024
- 「日本道中信楽狸4」Koma gallery(恵比寿)
- 2024
- 「Brother Nostalgia」Space Ant(韓国、ソウル)
- 2025
- 「Stay Gold」Koma gallery(恵比寿)
私はよく日本各地を旅していた。あてもなく歩きまわることが好きだった。その土地の風を感じ、自分にとっての新しい風景を目にできたことが純粋に嬉しかった。
それらの旅の中でいつも出会うものがあった。信楽焼でできた狸の置物だ。それまでほとんど気に留めていなかった狸の置物だったが、そのことに気がついてからは意識せざるを得なくなった。店先に置かれる一般的によく知られている狸の置物以外にも、様々な形や大きさや色があることを知った。今や日本人にとっては当たり前となっている狸のいる風景を改めて考えてみると、非常に奇妙であり、そして愛おしくもある。
これはどこまで広がっているのだろう。狸をめぐる旅はまだまだ始まったばかりだ。