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English ソニーイメージングギャラリー 銀座
水の“まなざし”を写真に捉える試みを『MANAKO :Where Water Gazes Back』という表題にのせて制作しました。2019年に実験と制作を開始したシリーズであり、「写真に“私”は転写するのか」という問いへの私なりの回答です。また水が“私たち”をまなざすことによって自己のイメージを揺さぶり変容させることが目的です。
かつて人間が“自分自身のイメージをみる”ためには、奥行きのある鏡である水という他者が必要でした。そしてここでいう水とは、“他者”のことであり同時に“自分自身”のことでもあります。“まなざし”は見るもの見られるものどちらから始まったのだろうか。水がまなざしたから人間はまなざしたのか。水がまなざしたから私はカメラを向けたのか。はたまたその逆か。“まなざし”によって立ちあがる“自己”と“他者”との出会いの融合、そしてそのまなざしの瞬間の美を探求・表現したいと考えています。
自他の視線からなる幻の自己像を解体し、人間と機械の視線を織り交ぜながら作品を制作。人間の視線だけではなく機械の視線をも組み込むことで現実と現実味のギャップを探求している。 主な展示に、『マモノ』(銀座ニコンサロン, 2018)、『HUMAN<3』(京都国際映画祭, 2019)、トミモトラベル名義『私のバスはどこですか?』ほか。 著書に『mamono』(PlaceM出版, 2020)。東京藝術大学院先端芸術表現科修了。
水の“まなざし”を写真に捉える試みを『MANAKO :Where Water Gazes Back』という表題にのせて制作しました。2019年に実験と制作を開始したシリーズであり、「写真に“私”は転写するのか」という問いへの私なりの回答です。また水が“私たち”をまなざすことによって自己のイメージを揺さぶり変容させることが目的です。
かつて人間が“自分自身のイメージをみる”ためには、奥行きのある鏡である水という他者が必要でした。そしてここでいう水とは、“他者”のことであり同時に“自分自身”のことでもあります。“まなざし”は見るもの見られるものどちらから始まったのだろうか。水がまなざしたから人間はまなざしたのか。水がまなざしたから私はカメラを向けたのか。はたまたその逆か。“まなざし”によって立ちあがる“自己”と“他者”との出会いの融合、そしてそのまなざしの瞬間の美を探求・表現したいと考えています。