ブラックボードの新しい非接触キャンパスIDカードソリューションの展開が加速
〜50以上の教育機関がFeliCa技術を搭載した非接触プラットフォームを採用〜

2011年2月7日
(和訳)

ワシントン-2011年2月7日-ブラックボード社(Nasdaq銘柄コード: BBBB)と米ソニー・エレクトロニクス社は本日、Blackboard Transact™ contactless campus card solutionの顧客採用が加速していると発表しました。既に50以上の大学等教育機関で同非接触プラットフォームが採用されており、この最先端の技術は従来よりも安全で、且つ利便性の高いキャンパス体験を提供しています。

米国の高等教育機関向けに開発されたこの統合技術プラットフォームは、キャンパス内、およびキャンパス外での生活のあり方をまったく別なものに変えます。決済やアクセスに対応した非接触ICチップを搭載したスマートカードを端末にかざすことにより、セキュリティーの高い建物や施設へのアクセスが可能となり、また書籍の購入や、食事、ランドリーサービスでの支払い、そしてキャンパスイベントへのアクセスが可能となります。これらはすべて従来の認証技術と比べて大変速い処理スピードで実現します。

フロリダ州立大学は最近、学生、職員、およびスタッフ向けに5万枚の新しい非接触キャンパスIDカードを発行し、同時に新しい非接触リーダーを導入しました。他にもチュレーン大学、テキサス大学タイラー校、およびジョージア州のマーサー大学などが、従来より速くで安全で便利なシステムとしてこの非接触ソリューションを導入しています。

フロリダ州立大学のFSUCardディレクターであるRichard Wynn氏は次のように述べています。
“ブラックボード社の非接触技術の適用は、従来システムからのシームレスな移行が可能であり、カードの所有者は直感的かつ容易にアップグレードした機能を利用することができます。またより高度なセキュリティーの追加が可能であることも、従来のカード技術から新規カードへの移行への決め手となっています。”
“非接触技術はキャンパスのあらゆる場面で利用可能となり、今日だけではなく将来にわたりセキュリティー向上および学生向けサービス改善に役立ちます。”

今年に入り、ブラックボード社は、キャンパスのさまざまな既存技術と容易に統合できる利便性の高いシステムが実現可能な、Near Field Communication(NFC)をベースとした非接触ソリューションを米国のカレッジや大学へ提供する初めてのテクノロジープロバイダーとなりました。ブラックボード社の非接触ソリューションはソニーのFeliCa技術を搭載し、キャンパスID“スマート”カードとリーダー、および決済、建物へのアクセス、コピー機、ランドリー機器などへ向けたさまざまなアプリケーションから構成されています。

ブラックボード社トランザクト部門のプレジデントであるDavid Mar氏は次のように述べています。
“ブラックボード社は我々の顧客向けにセキュリティーの高い技術への投資を今後も増やしていきます。”
“我々は大多数の顧客が、絶えず進化するセキュリティーとコマースへのニーズをサポートするこの新しい非接触ソリューションを速やかに採用していくことを期待しています。”

米ソニー・エレクトロニクス社FeliCa事業部門のゼネラルマネージャーである山田真氏は次のように述べています。
“我々は、実績のあるソニー・FeliCa技術を搭載したブラックボード社トランザクトソリューションが全米中のカレッジキャンパスで採用されていることを嬉しく思います。”
“ブラックボード社との協業により、ソニーは今後もさまざまなキャンパスの要求に応えることのできるFeliCaベースのソリューションを提供し貢献していきます。”

ブラックボード社について

ブラックボード社(Nasdaq銘柄コード:BBBB)は、世界中の何百万人もの学生や学習者の日々の体験を改善するエンタープライズ技術と革新的ソリューションにおけるグローバルリーダーです。ブラックボード社のソリューションにより、多数の高等教育機関、K-12(幼稚園〜小中高校)、専門学校、企業、政府機関への指導や学習をオンラインに拡大し、またキャンパスコマース及びセキュリティーを促進し、コミュニティーにおいてより効率的なコミュニケーションを実現します。設立は1997年、ワシントンDCに本社を置き、北米、欧州、アジアおよびオーストラリアに拠点があります。