カラーカメラブロック 機能詳細

ワイドダイナミックレンジ(Wide-D)

暗い被写体から明るい被写体までのワイドダイナミックレンジの画像をきれいに撮ることができます。
例えば、晴天時の窓辺に立つ人を撮影するなどの強い逆行環境の撮影時に、背景の明るい被写体が白く飛んでしまったり、逆光の影となる人物の暗い部分が黒くつぶれてしまったりすることなく、両方の被写体を自然な明るさで撮影することができます。
Wide-D機能を切り替えすることで、逆光補正した最適な映像が得られます。

OFF時

だんご屋の比較画像
右:ON時、イメージ
*イメージ

ON時

だんご屋の比較画像
左:OFF時、イメージ
*イメージ

Visibility Enhancer(VE)

撮影シーンに応じてカメラ画像の暗い部分を明るくし、輝度とコントラストを自動補正します。

OFF時

人がいる窓のある会議室の比較画像
右:ON時、イメージ
*イメージ

ON時

人がいる窓のある会議室の比較画像
左:OFF時、イメージ
*イメージ

Defog(low/mid/high)

霧がかかり、コントラストが低い被写体に対して、霧を除去し見えやすくする機能です。
霧の濃さに応じ自動的に霧除去効果の強弱を調整します。
霧除去のレベルは強、中、弱(low/mid/high) の3 段階の選択が可能です。
Defog 動作中は、彩度を自動補正し自然な画が得られます。

OFF時

霧のかかった富士山の比較画像
右:ON時、イメージ
*イメージ

ON時

霧のかかった富士山の比較画像
左:OFF時、イメージ
*イメージ

ピクチャーエフェクト

  • 上下左右反転
    カメラからの映像出力を上下左右反転させることができる機能です。
    ドームカメラ用途に効果的です。
人が歩いている画像、Monitor、E-Flip
  • フリーズ
    カメラのフィールドメモリーに1枚の映像をキャプチャーし、連続的にこの映像を出力することが可能です。
  • Monochrome (白黒映像)

モーションディテクション

モーションディテクション機能は、カメラに監視範囲内での変化を検出し、自動的にアラーム信号を発生させ、設定枠が点滅します。

  • 16(水平)× 8(垂直)ブロックに対して検出範囲の枠を設定できます。
  • 枠は水平、垂直の開始位置と終了位置を指定して四角形の枠を設定します。4ヶ所まで設定できます。
  • 設定した枠内で動き検出があった場合、VISCAコマンドでAlarm Reply command を発行します。

OFF時

空港の待合スペースの比較画像
右:ON時、イメージ
*イメージ

ON時

空港の待合スペースの比較画像
左:OFF時、イメージ
*イメージ

Auto ICR

Auto ICRモードはIRカットフィルターの脱着を自動で行います。
ある一定の暗さになると自動的にIRカットフィルターを取り除き(ICR ON)、赤外領域の感度をアップさせる機能です。
また、ある一定の明るさになると自動的にIRカットフィルターを装着します(ICR OFF)。
なお、IRライト装着のシステムにおいても、誤動作が起きないようにカメラの内部データを活用して判断しています。
Auto ICRモードは、AE Full Auto 設定で機能します。
昼夜両用の監視用途に効果的です。

OFF時

暗視化のメリーゴーランド模型の比較画像
右:ON時、イメージ
*イメージ

ON時

暗視化のメリーゴーランド模型の比較画像
左:OFF時、イメージ
*イメージ

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