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インタビュー
偏光カメラ
開発者・商品企画担当者インタビュー
『偏光』は身近な場面でも利用されている現象。
『偏光カメラ』は偏光情報の記録をしている。
ソニーの偏光カメラXCG-CP510とSDKを利用することで、従来のマシンビジョンカメラでは実現困難であった被写体の画像処理を可能にします。今回、この『偏光カメラ』に秘められた、多くの魅力を開発者に聞いてみました。インタビューをとおして下記をポイントに皆様の疑問にお応えします。
偏光って何?
偏光カメラってどんな仕組み?メリットは?
どんな用途に使えるの?
反射除去
ITSアプリケーションでの期待が高まる『反射除去』機能。
船上や宇宙でも?!さまざまな分野でアイディアが広がる『反射除去』機能を使ったアプリケーション。
『露光調整』は『反射除去』機能のキーファクター。SDKが露光状態を視覚的にサポート。
反射する現象を逆手にとり、透明物のコントラストを強調する『反射強調』機能。
リタデーション
透明な物体を透過すると偏光が変わる?この特長を生かした『リタデーション』機能。
導入事例
デジタル顕微鏡の性能は、ディティールを明確に可視化し、倍率、イメージキャプチャを可能にする最高品質のカメラの搭載により、物体や表面、試料など用途に応じた超高精細検査ができるかどうかによって決まります。
2009年からデンマークのTAGARNO社(世界有数のデジタル顕微鏡メーカー)と共同開発を進めているソニーは、この分野における技術革新に長年携わっており、その歴史は群を抜いています。この協力関係のもと、TAGARNO社のデジタル顕微鏡は今やエレクトロニクスから医療科学まで、様々な業界で活用されています。
魚の養殖は、増加し続ける世界の食料需要に対応するために欠かせないものです。世界各地で行われている事業として、養殖業は現在6%に近い年平均成長率(CAGR)を記録しており、米国の市場調査会社Allied Market Research社は2027年までに3780億ドルの規模に成長すると見込んでいます。そのため、養殖では漁獲量や収益性を最大化するために、養殖魚の品質を確保する必要があり、これには、高度な観察システムを利用できることが不可欠です。
スコットランドのグラスゴーに本社を置くQuantum Aviation社は、航空安全に関する技術を専門としています。防衛関係や政府機関を顧客に持ち、重要インフラ(石油精製所、空港等)を潜在的な航空上の脅威から保護する航空保安ソリューションを提供しています。同社は、CEOであるMartin Lanni氏によって2013年に創立されました。今回Sony ISSのプロダクトマネージャーであるMarco Boldriniが、Lanni氏とQuantum Aviation社のCTOであるRobley氏に、彼らの最新の対ドローンソリューションであるAI搭載クワッドコプターRaptorについて伺いました。
ピックアップ
2018年12月に出荷開始したソニーの偏光カメラと偏光カメラ専用のSDKは高機能・高画質・高速処理を実現している。そのポイントとなるのは、専門知識を要する偏光信号処理の実装に工数を割くことなく、最小限のコストで利用できるSDKとして開発したことである。その上で、昨今のPC性能を十分に発揮するべく数値処理にGPUを活用したことで、フル解像度・フルフレームレートでの偏光処理を実現した。
本稿ではSDKの機能と特長を中心に説明する。
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